吹雪

 

女性に多い「冷え性」

「冷え性」は、女性が冬になるもの。と思っている人も多いかもしれませんが、最近では、

でも!

男性でも!

この「冷え」からくる原因不明の頭痛や体調不良に悩まされているんだそう。

まさか頭痛や、寝ても寝ても疲れがとれない原因が「冷え」にあるとは思わないですよね。

 

「いや。冷え性ではないし。 体温は平均36.4度くらいあるから健康体だ!」という方もいらっしゃいますが、「体温がいつも35度くらいしかない」というのは低体温症というもので、冷え性とは別のものなんです。

そこを一緒にしてしまうと、隠れ冷え性に気付かない可能性が高くなってしまいますので、要注意ですよ!

 

それでは冷え性とはどのようなものなのでしょうか?

 

冷え性とは?

冷え性(冷え症)は、特に手先や足先などの末端部分が冷えて冷たくなってしまうことで、ひどくなると末端までいかない部分、腰なども冷たくなってしまいます。

さらに、怖いのがあまり自覚がない内臓の冷えです。

ただ、この漠然とした「身体の冷え」については、西洋医学では「病気ではない。」とされているのです。

確かに、「身体が冷えるから病院へ行かなきゃ。」とはならないですものね。

しかし、東洋医学では「万病の元であり病気である」とされています。

 

※「冷え性」と「冷え症」の文字(漢字)の違いを使い分けている記述もあるようですが、ここでは同じものとして考えていきます。

 

冷え性の主な症状

  • 末端(手先・足先)だけが冷える末端冷え性
  • 頭痛・肩こり・腰痛
  • 免疫力の低下
  • 生理(更年期障害)が重くなる
  • 不妊
  • 自律神経失調症
  • 低血圧・貧血

など、これらすべてが「冷え」だけの原因ではないかもしれませんが、どれかに当てはまる方は冷え性を改善することで症状が和らぐかもしれません。

 

冷え性になる原因6

寒い

冷え性の主な原因はずばり「血液の流れが悪い」ということ。

血液の循環が悪いから冷えるのです。

ではどうして血液の循環が悪くなるのでしょうか?

 

①筋肉が少ない

女性は男性に比べて皮下脂肪が多いのですが、この「脂肪」は、温まりにくく冷えやすい性質を持っています。

さらに、熱を作り出す力がある筋肉が少ないので、血流まで悪くなります。

なので、脂肪が多く、筋肉量の少ない女性に冷え性の人が多いのです。

②ドロドロ血・貧血・低血圧

身体の末端にまで血液が巡らないと冷えてしまいます。

ドロドロ血、貧血、低血圧などの方は、ただでさえ血液の流れが悪いのに、そこに冷えが加わることで血管が収縮し、ますます血液の循環が悪くなるのです。

③ストレス・自律神経・ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れる。ということは、血管の拡張や収縮をつかさどる働きがある交感神経と副交感神経のバランスが悪くなることで、血流が悪くなるのです。

睡眠不足が続いたり、栄養バランスが悪い、運動不足、ストレス等でホルモンバランスは崩れやすくなります。

また、更年期はホルモンのバランスが崩れやすいので注意が必要です。

④食事・タバコ・アルコール

無理なダイエットは冷えの原因となります。

ダイエット等で1日の摂取カロリーが少なすぎたり、糖質制限などで炭水化物をあまりにもとらないでいると、栄養のバランスが偏ります。

過食も含め偏食などの栄養バランスの乱れは、冷え性の原因となります。

 

また、タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる働きがあり、血流が悪くなります。

アルコールはタバコとは逆で血管をひろげ血流がよくなるのですが、これは一時的なもので、飲みすぎてしまうと体内の水分が奪われ血液がドロドロになり、さらに冷たいお酒を飲むと内臓を冷やしてしまい、結果血流が悪くなってしまうのです。

  • 栄養バランスを考えた食事
  • タバコはNG
  • アルコールはほどほど

が理想です。

⑤衣類・環境

冷えが蓄積して代謝が落ちてしまった状態を、東洋医学で「積冷」と呼びます。

ファッション重視で薄着をしていると自分では気付かないうちに冷えが溜まってしまっています。

これは冬に限ったことではなく、夏のクーラーによる「冷え」も近年問題になっています。

 

また、締め付けるタイプの下着や寝るときに靴下を履くというのは冷える原因になることもあるので注意が必要です。

冷えが蓄積してしまった状態で厚着をしてもなかなか温まりにくいんです。

身体が冷える前に気温や状況にあった服装にする、気温差がある場合や長い時間のお出かけなら羽織る物などを用意して調整できる状態にしておくことが大事です。

首周り・手首・足首を温める服装を心がけると良いですよ。

⑥体質

遺伝的に冷えやすい体質の方もいらっしゃるようです。

 

冷えを改善するためにすること5

しょうが

今、手足が冷たいのを和らげるのであれば温めればよいのですが、そうではなく「改善」していきたいですよね。

これは何においても言えることなんですが、まず健康になることが第一です。

生活習慣の改善は、わかっているのに出来ないこと第一位でもあるかもしれません。

  1. 質の良い睡眠
  2. 適度な運動
  3. 栄養バランスのよい食事
  4. 冷やさない生活
  5. ストレスフリー

 

特に「ストレスをなくする」なんて自分でコントロールするのはなかなか難しいですよね。

まずは出来ることからチェックしていきましょう。

 

①質の良い睡眠

1日6時間以上寝るのが理想ですが、(寝すぎは禁物) ただ長時間寝れば良い。というのではなく、質の良い眠りが理想です。

その為には、

  • 寝る前1時間はTV・パソコン・スマホは見ない
  • 寝る前3時間は食べない
  • 寝室を心地よい空間にする(掃除・寝具・香り・音楽など)

に気をつけましょう。

 

また、次の項目に繋がりますが、適度な運動で身体も疲れさせると眠りやすくなります。

頭は疲れているのに身体はそんなに疲れていない。という人が多いそうですよ。

②適度な運動

筋肉がないと血流が悪くなる。というのも大いにあるのですが、適度な運動は健康を保つためには必要です。

寝る前に激しい運動をするのはNGですが、軽くストレッチをするだけでも随分違いますよ。

普段の生活に取り入れることが出来る運動があるとなお良いですね。(1駅手前で降りるなど)

③栄養バランスのよい食事

よく、根菜や生姜が身体を温めるのに良い。と聞きますよね。

逆に生野菜や冷たい飲み物は身体を冷やすとも。

 

しかし、だからといって「もうサラダは食べない」となるとバランスが崩れます。

生で摂ったほうが良いものもあるんです。

ですから、

  • 生野菜は食べるけど、温かいスープも飲む。
  • 飲みものに氷を入れない。
  • ビールを飲むけど、2杯目からは焼酎のお湯割り。

など、ちょっと意識してみると良いと思います。

 

オフィスで飲む紅茶に生姜を入れる。なんていうのもおすすめですよ♪ (私はコーヒーにも入れてみましたが、おすすめできる味ではありませんでした)

冷えを改善してくれる漢方薬

漢方

特に冷えがひどい方は漢方薬を取り入れるのも良いと思います。

冷えの状態、症状に応じて選ぶ漢方薬も違ってきます。

  • 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
  • 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)
  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
  • 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
  • 温経湯(ウンケイトウ)
  • 加味逍遙散(カミショウヨウサン)
  • 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)
特にストレスからくる冷えには
  • 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
  • 香蘇散(コウソサン)
  • 抑肝散(ヨクカンサン)
  • 抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)
  • 四逆散(シギャクサン)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)

など。

 

私は「当帰芍薬散」を服用しています。

漢方の種類はたくさんあるので、漢方薬局などで一度相談してみるのが良いですよ。

④冷やさない

これはなかなか難しいと思います。

服装に気をつけるのはもちろん、「シャワーでなくぬるめのお風呂にしっかり入る」というのがおすすめです。

身体だけでなく、ゆっくりお湯に浸かることでリラックスでき、ストレス緩和にも繋がります。

気をつけないといけないのは、湯冷めをしないこと!です。

⑤ストレスをなくす

これは難しいですよね。

「仕事なんてやめてしまえ!」というわけにもいかないし、「あんな彼氏別れてしまえ!」というのもね。

ですから、気分転換できる趣味を持つのがおすすめです。

ゲームやSNSが趣味。という方も最近では増えてきていますが、これは逆にストレスにもなりますのであまりおすすめはしません。

 

でも「趣味がないことがストレスだ!」なんて方もいらっしゃいますよね。

そういう方は、

「お笑いのTV番組を観る」とか、

「夏に集めたセミの抜け殻を並べてみる」とか、

「肉の部位カルタで遊ぶ」とか、

なんでも良いいので、何かに没頭できるくらいの趣味でなくても、フッと気を抜くことができる時間を持つことが大事ですよ。

 

冷えは万病の元

サル

体温が1度下がると免疫力は30%下がります!

冷えの原因・症状は様々ですが、冷えを改善することで生活習慣病の予防にもなります。

  • なんとなく体調が悪い
  • なかなか痩せれない
  • 頭痛がひどい

なんて症状も冷えを改善するだけで良い結果が現れるかもしれないのです。

まずは、

  • 普段の飲み物を「あたたかい」に変更
  • ストレッチをして身体と心をほぐす
  • 寝室を極上の空間にする

これだけでも随分違ってくると思いますよ。
お手軽!冷え性対策グッズについてまとめました!

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みーちゃんママ

食べることが大好き! 3日以上肉を食べない日が続くと発狂します。 ご家庭で飼うときは、肉とアルコールを欠かさないように気をつけてください。