ダイエットを考えたことがある人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

「好きなだけお肉を食べてもいいダイエット」

「毎日ステーキを食べて1ヶ月で3キロ痩せた!」

など、驚くほど簡単に痩せられるとして爆発的に人気になった

『糖質制限ダイエット』

 

しかしこの『糖質制限ダイエット』

一歩間違えると命を危険にさらす可能性があるんです!

3週間で20キロ痩せた「糖質制限ダイエット成功者」で有名な方が亡くなってしまいました。

 

正しく行えば絶大な効果を得られるダイエット方法なので、『糖質』を理解し、ムリのない範囲で糖質制限を行いましょう。

 

糖質ダイエットとは?

肉

 

糖質制限ダイエットとは、言葉通り「糖質を制限する(減らす)ダイエット」のことです。

 

糖質制限ダイエットは、『炭水化物抜きダイエット』ともいわれています。

炭水化物とは「糖質+食物繊維」のこと。

炭水化物抜きダイエットでも食物繊維は摂取しなければならないので、『糖質制限ダイエット』が正解です。

『糖質』よりも『炭水化物』のほうが馴染みがある言葉なので、『炭水化物抜きダイエット』という言葉が浸透したのかもしれませんね。

 

では、どうして糖質制限ダイエットがこんなに話題になっているのでしょうか?

 

それは、

  • たくさん食べると太る
  • 脂っこいものを食べるから太る
  • 運動しないから太る

という今までの一般常識が間違いだったからです。

 

にわかには信じがたいことですが、

  • 南国の島々に暮らす方たちは、現代のような食べものに不自由しない暮らしになる前から太ってる人が多い。
  • 欧米諸国では、富裕層の人々よりも貧困層の人たちの方が太っている。

彼らの主食は、糖質を多く含む食べ物の代表と言われている穀物イモ類ですから、納得出来る理論ではないでしょうか?

 

糖質が太る原因

それではどうして糖質をとると太るのでしょうか?

糖質が身体の中でどうなっていくかについて見てみましょう。

 

①糖質をとると血糖値が上がる … 糖質は体内でブドウ糖になります。すると血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上がります。

②血糖値が上がるとインスリンが分泌される … ブドウ糖は脳の活動等に必要ですが、濃度が高すぎると害になるため、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるのです。

③インスリンがブドウ糖を中性脂肪に変え、脂肪細胞に蓄える … 必要以上に食べ過ぎた糖質は脂肪になる。ということ。つまり、これが太る原因なのです!

④インスリンはすでにある脂肪の代謝を抑制 … インスリンは脂質を脂肪に変えるだけでは飽きたらず、すでにある脂肪の代謝を抑制します。基礎代謝が低下して、痩せにくい体質になってしまうのです。

 

どうですか?

糖質が太る原因だということがわかっていただけたでしょうか?

糖質さえとらなければいっぱい食べても太ることはない

つまりそういうことなんです。

 

しかし、ここで気をつけていただきたいのが、
糖質 = 悪者
ではないということです。

 

糖質の取りすぎは治療法がない病気への第一歩

 

糖尿病

糖質の多い食事をとり続けると太ってしまうことはおわかりいただけたと思うのですが、それだけではないのです。

糖質を取り過ぎると、糖尿病、メタボリック症候群や認知症、癌など多くの病気の発生率を高めているといわれています。

 

ここ数十年、食生活の欧米化からか、食べものに不自由することが少なくなった影響からか、糖質を摂り過ぎている人が多いのが現状です。

かつて40代以降に多かった成人病(癌・心臓病・脳卒中など)に加え、糖尿病・高血圧症・動脈硬化など若い世代でも患う方が多くなってきたため、成人病ではなく生活習慣病と呼ぶようになりました。

 

糖尿病については、糖尿病患者の90~95%は2型糖尿病で原因は、遺伝的なもの、食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレス、加齢などですが、一番多いのが糖質の摂り過ぎだといわれています。

糖尿病はなかなか自覚症状が現れない怖い病気なので発見が遅れるケースが多々あるのです。

 

健康のためにも糖質を制限することは重要なんですね。

 

糖質はいらない

糖質が太る原因なのは間違いない!のですが、だからといって

「糖質をまったくとらなければ早く痩せる!」

というのは非常に危険な考え方です。

 

タンパク質・脂質・炭水化物は三大栄養素といわれており、炭水化物(糖質)は、全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源として消費されたり、脳の働きを助けたりする、生命を維持するために欠かせない栄養素なんです。

糖質が足りないと起こること

●エネルギー不足
●疲労感・倦怠感
●体重の減少
●集中力の欠如
●運動能力の低下

よく、疲れると甘いものが食べたくなったり、お腹がすきすぎてフラフラしているときにあめ玉を1つ舐めるとちょっと元気になったりとかしますよね。

つまり、糖質をまったくとらない!という極端な選択ではダメなんです。

最低限は摂取するというところが重要です。

 

糖質をとらなかったことによる新たな病

パスタ

年齢や体重、生活強度にもよりますが、ダイエット目的だと1日150g程度に抑えるのが理想とされています。

糖質150gというと、白米だとお茶碗3杯弱

糖質が多い白米を1日それだけ食べていいなら今と食生活がそんなにかわらないかも!?

 

いいえ。

残念ながらそんなことはありません。

糖質にさえ気をつければお肉食べ放題!ですが、糖質が少ないだけでお肉にも糖質は含まれています。

1日150gに抑えるならば、ご飯やパン、麺類などの主食を制限する必要があるのです。
(それぞれの糖質の含有量については記事最後に少しまとめてあります)

 

間違った糖質制限で命を落とす

糖質ばかりに気をとられていて、毎日ステーキ500gを食べ続けるとどうなるでしょう?

 

破産します!

…というのもあるかもしれませんが、それはそれで、違う病気になってしまう可能性が出てきます。

 

脂質やタンパク質のみを大量に摂取してしまうと、血管に悪玉コレステロールが溜まります。

その結果、血管が傷んだり、血管の老化が進んだり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす引き金になったりするのです。

他には骨粗相症になった例もあるそうです。

悪玉コレステロールとは

コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と善玉(HDLコレステロール)があります。コレステロールは人間の体に欠かせない脂質のひとつですが、増えすぎると血管壁に蓄積し、動脈硬化の原因となります。

悪玉が血中で過剰に増えるとコレステロールが血管壁に蓄積し、血管を詰まらせたり、動脈硬化を進行させます。

ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を起こして初めて動脈硬化に気づくということもあるのです。

 

糖質制限にはさらなる危険も

砂糖

糖質に気をつけて、さらに食べ過ぎ、偏った食事に気をつければ健康的に痩せれるのでしょうか?

糖質を気にするようになると、「糖質ゼロ」・「糖類ゼロ」などの食品を見かけることが多くなると思います。

実際、この糖質制限ダイエットが流行ってから、この手の商品がかなり増えています。

これらを利用すれば簡単に糖質制限できそうな気がするのですが、ここに次の罠が仕掛けられているのです。

糖質ゼロ・糖類ゼロ・無糖などの違い

栄養表示基準では、糖質ゼロ・糖類ゼロ・ノンシュガー・シュガーレス・無糖すべて

「飲料100ml(食品100mg)あたり0.5g未満であればゼロ表示が可能」なので、

実際はゼロではない可能性が高いのです。

しかし、まだその中でも「糖質ゼロ」は、糖アルコール、オリゴ糖、デンプンも含めて0.5g以下でないといけないので、「糖質ゼロ」が一番ゼロに近いということにはなります。

 

また、糖質オフ・糖質控えめなどは、

「飲料100mlあたり2.5g未満・食品100gあたり5g未満」ということです。

つまり、糖質オフのものを選んで飲んだとしても、350mを1缶飲むと、8gほどの脂質を摂取してしまっている可能性があるということなんです。

 

じわじわ蝕む添加物の危険性

糖類オフなどでよく使われるのが、糖類には含まれない甘味料です。

  • 天然甘味料…ステビア
  • 人口甘味料…アスパルテーム、サッカリン、スクラロース、アセスルファムK
  • 糖アルコール…キシリトール、エリトリトール

人工甘味料の、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKは清涼飲料水などのカロリーオフ食品によく使われていますが、脳腫瘍や白血病など発がん性が疑われ、摂取上限が決められています。

糖質をゼロにするにはこれら人口甘味料だけでなく様々な添加物が使用されます。

それらには食品表示には法律上省略できるものもあり、私たちは知らない間にたくさんの添加物を摂取してしまっている可能性があるのです。

 

なんだか怖い話をしてしまいましたが、添加物を避けるために過敏になりすぎると今度はストレスが溜まります。

ストレスは健康にもダイエットにも大敵!

 

そこでおすすめする方法は、色々なことに疑問を持つことです。

「こんなに甘いのに糖類ゼロなの?」

「これは糖質が多い食品のはずなのに糖類ゼロってどういうことだろう?」

「もう食べれないと思ったのにデザートは別腹なのはどうしてだろう?」←これは違う

そうすることで、自然とそのような食品に依存することがなくなるハズです。

 

現代の食生活から添加物を排除することは難しいのが現実です。

糖類ゼロ食品に頼らず、糖質が少ない食材を選ぶように意識すれば、適度に糖質をとりつつ健康的にダイエットができるのではないでしょうか?

 

糖質が多く含まれている食材・糖質が少ない食材

一般的には、穀物(お米やパン、麺類など)・イモ類・果物は糖質が多く、肉(加工品を除く)・魚(貝類は含まない)などは糖質が少ないです。※例外有り

しかし、アルコール(お酒)などは、日本酒・ビール(発泡酒など)は糖質が多いのですが、焼酎・ウイスキー・ブランデーなどの蒸留酒は糖質ゼロなんです。

 

このように、ちょっと選択肢を変えるだけで糖質を抑えることができる場合もあるのです。

もちろん飲み過ぎは厳禁ですし(他の病気になります!)、じゃがバタポテトを食べながら焼酎を飲んでいたんじゃダメですよ。

 

最後に糖質制限におすすめの食材と、避けたほうがよい食材をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

糖質制限

ただし、

  • 糖質を制限しすぎない
  • 糖類ゼロ商品を過信しすぎない
  • 一つのものだけを食べ過ぎない(お肉だけを食べる。焼酎ばかり飲むなど)

の3つは守ってくださいね。

関連記事:効果的な糖質制限ダイエットのやり方についてまとめました!

 

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みーちゃんママ

食べることが大好き! 3日以上肉を食べない日が続くと発狂します。 ご家庭で飼うときは、肉とアルコールを欠かさないように気をつけてください。