ダイエットをしたことがある女性なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

骨盤ダイエット

 

骨盤

 

生活の乱れや姿勢の悪さなどが原因で歪んでしまった骨盤を、正しい位置に戻すことで基礎代謝を上げ、脂肪の蓄積を防ぐダイエット方法です。

骨盤ダイエットで骨盤の歪みを治すと、痩せるだけではなく様々な疾患が良くなると言われています。

  • ダイエット(特に下半身と腹部)
  • 痩せやすい身体作り(基礎代謝が上がる)
  • 生理痛・生理不順の改善
  • 便秘解消
  • むくみ改善
  • 冷え性防止
  • 頭痛・肩こりの軽減
  • 姿勢がよくなる(猫背・O脚など)
  • 腰痛緩和

など。

 

そう!

あなたのその立派なおしりがっちりとした存在感のある太ももは骨盤の歪みが原因かもしれないのです!

まずは骨盤が歪んでないか調べてみましょう。

 

骨盤は歪まない

はい。

いきなりすみません。

「あなたの下半身太りは骨盤の歪みが原因です」と不安を煽る広告が多いのですが、実は骨盤は歪みません。

大事なことなのでもう一度言います。

 

骨盤は歪みません!

 

骨盤は、大腿骨と脊柱の間で体を支える、強固に一体化した一群の骨です。

骨盤が歪むと歩くことも困難な状況になります。

さらに、骨盤は強靭な靭帯でしっかり固定されているのです。(もちろん多少の伸び縮みはあります)

先天性のものを除き、よっぽどの大病か大事故でないと「骨盤が歪む」ということはないのです。

 

骨盤がゆるむとき

骨盤が歪むことはないのですが、骨盤がゆるむ(開く)ときはあります。

それは出産時。

恥骨結合(左右の恥骨が軟骨によって結合している部分)が緩んで坐骨が開きます。

そうしないと赤ちゃんが出てこれませんからね。

 

出産

 

このような状態は、出産時に特別に起こるもの。

妊娠してからは女性の身体の様々な部位、そして気持ちまでもが変化します。

これはホルモンの働きによる自然なことで、出産後しばらくすると徐々に元に戻ります。

 

骨盤も同じです。

一昔前の日本では、出産後はさらしを巻いて腰周りを冷やさないようにし、しばらくゆっくり過ごしていたと言います。

その頃のお母さんたちは出産回数も今より多かったのに、それで充分ケアできていたんです。

 

確かに出産後すぐには元の身体に戻りません。

腰痛や恥骨痛などに悩まされ、「もしかしてこの状態がずっと続くのかも!」と不安になるかもしれません。

その不安なときを狙って、「すぐにケアをしないと骨盤が開いたままになりますよ。」という、悪魔のささやきがあちらこちらから聞こえるかもしれません。

 

しかし、出産後すぐに整体等で施術を受けなくても、骨盤が開いたまんまで、ゆるみっぱなしだったり、歪んだりすることはまずありません。

むしろゆっくり戻すべきところを急がしてしまったために靭帯を傷つけてしまうことがあるそうなので、過剰なケアは禁物です。

出産後1年を経過しても不調が続く場合は、医師に相談してみましょう。

 

骨盤の歪みの真実

何度も何度も言いますが、骨盤は歪みません。

どうして、「骨盤が歪む」という言葉がこんなにあふれるようになったかというと、利益重視のマスコミ、整体やカイロプラクティックなどが、女性の美への探究心を巧みに利用しようとしたからだと思います。

 

「骨盤は固定されている。」と書きましたが、固定はされているものの、多少の動きはあります。

一時的に変化することはありますがすぐに元に戻ります。

そのわずかな変化をしたことで「歪みが直った」と大げさに表現しているだけなのです。

マスコミ(TVや雑誌を含む)は利益追求型ですから、「骨盤の歪み」以外にもこういうことが多々あります。

営利目的のデマに流されないように気をつけましょう。

 

骨盤は歪まないけど傾く

骨盤は歪みません。

でも、傾きます。

正確には骨盤が傾くのではなく、骨盤の周りの筋肉(腸腰筋や大腰筋など)のバランスが崩れ、全体的に左右・前後に傾きます。

これらの原因は、

  • 運動不足
  • 脚を組んで座る
  • 立っているときに、片足に重心をおいている
  • ヒールの高い靴を履いている
  • いつも決まった側の肩にバッグをかけている

などです。

 

そう。骨盤が歪んでいると言われている原因と同じですね。

この傾きを治すことがポイントです。

つまり、この記事の初めに書いた骨盤ダイエットで骨盤の歪みを治すと得られる効果というのは、正しくは、

骨盤周りの筋肉を鍛えることによって得られる効果

というわけなんです。

 

骨盤ダイエットは効果的

「骨盤の位置を元に戻すためのエクササイズ」というのは、あまり信用できないことがおわかりいただけたと思うのですが、「骨盤ダイエットは効かないのか!?」というとそうではありません。

  • 骨盤の歪みを正常にするために…
  • 骨盤を動かすには…
  • 骨盤を揺らして自然と元の位置に…

という骨盤本体をどうこうしようというダイエットではなく、注目すべきは筋肉。

俗にインナーマッスルと呼ばれる骨盤周りの筋肉を鍛える「骨盤ダイエット」を選びましょう。

 

そして、筋肉のバランスが悪い場合はただやみくもに鍛えるだけでなく、緩めることも大事です。

 

骨盤ダイエットに効くエクササイズ3

それでは簡単にできる(だけどちょっと地味にキツイ)エクササイズを3つご紹介します。

レッグレイズツイスト

  1. 横になって、両手を肩の高さに広げます。
  2. 両脚を上げ膝を90度曲げた状態にします。
  3. 息を吐きながら右にまっすぐ倒します。息を吸いながら元の位置に戻し、次は左に倒します。

10回で1セットくらいが目安です。

慣れるまでは1日1セットでよいので腹筋を意識し、呼吸に注意して行いましょう。

 

腸腰筋トレーニング

座った状態で足を上げて、自転車をこぐように足を回転させます。
※逆周りもしましょう。

慣れればTVを観ながらもできますよ。

これも腰が痛くならない程度に行います。

 

腸腰筋をほぐすストレッチ

鍛えるだけでなくほぐすことも重要です。

レッグレイズツイスト、腸腰筋トレーニングとセットで行いましょう。

  1. 足を肩幅に開きます。
  2. 片方の太ももを上に上げ10秒間キープします。
  3. 足を戻したら、反対も同様に行います。
  4. 足を前後に開き、後ろの足の膝が床につくように伸ばします。両手は前に出している方の膝の上に置き、胸を張って腰が前にくるようゆっくりと押し出すようにします。足の付け根がしっかり伸びていることを意識しましょう。
  5. 反対側も同様に行います。

 

 

これらの運動を無理のない範囲で、少しずつでもいいのでなるべく毎日続けてみましょう。

必ず鍛える運動と緩める運動をセットで。

運動中は呼吸が止まらないように気をつけてください。

 

骨盤ダイエットを成功させる方法

骨盤ダイエットに限らず、骨を動かしたり、位置を変えたりすることで痩せることはほぼない。と思っていただいて間違いないと思います。

そんなに簡単に人間の骨を移動することはできません。

骨盤ダイエットも結局は、腹筋を含めインナーマッスルを鍛えることなんですね。

 

ダイエット

 

体重を減らしたいのであれば食事制限(先日ご紹介した「糖質制限ダイエット」など)が効果的です。

体型管理や部分痩せ、健康的な身体作りが気になるのであれば、最初少し体重が増えることもあるかもしれませんが、「筋肉を正しいバランスで正常な量つけること」も大事なポイントです。

もちろんマッチョにあこがれているのであればこの限りではないですが、日常生活をスムースにするためにも、ある程度のバランスがとれた筋肉が必要ですし、筋肉がないと姿勢を正しく保てなくなります。

姿勢が悪いと、ただでさえ自信のないスタイルがさらに悪く見えてしまいます。

 

さらに、日常のささいな傾き行動・クセ(脚を組む・片足に重心をかけて立つなど)がある人は、直せるのであれば直しましょう。

ついついしてしまったときは、意識したとき・気がついたときにいつもと反対側に組む(力をかける)などするとバランスが保ちやすいです。

 

地球の重力に負けて、あっちこっちのお肉が垂れ下がってこないように、筋肉を意識して鍛える生活習慣をつけましょうね。

 

The following two tabs change content below.

みーちゃんママ

食べることが大好き! 3日以上肉を食べない日が続くと発狂します。 ご家庭で飼うときは、肉とアルコールを欠かさないように気をつけてください。